看護師の仕事について

看護師として3年目を迎えています。

病棟で半年間勤務後、手術室に移動し1年半が過ぎています。
病棟から半年で手術室に移ったのは、病棟勤務が自分に合わなかったからです。

たったの2年間という短い看護師歴ですが、いろんなことを感じています。そして看護師としてどのように生きていくべきか毎日考えていますが、あまりにも漠然していて、いったい自分は何がしたいのかが分からないです。なので、2年間の看護師歴から感じたことを独断と偏見で整理しようと思います。

●病棟看護師の仕事
・長所:①幅広い看護技術と知識を学び、活用できて格好いい
    ②身体的側面だけでなく、入退院支援などの社会的側面、患者と家族の心理的側
     面など全人的に関わることができてやりがいがある
    ③キャリアアップしやすい
    ④夜勤手当は無視できない
・短所:①介護的業務、事務的業務が多く、本来の看護業務に集中しづらい
    ②看護の成果が見えにくい
    ③サービス残業が当たり前、不規則な勤務
    ④先輩が帰らないと帰れない、みんなで終わらせようという独特な雰囲気
    ⑤休み希望が通れない
〇手術室看護師の仕事
・長所:①麻酔と全身管理に関する知識、技術を取得でき麻酔領域の専門性を高めること
     ができる
    ②解剖に関する知識、緊急対応のスキールが身につく
    ③手術の結果、回復状況から看護の成果が見やすい
    ④担当する手術スケジュールが決まっており、自分の仕事がはっきりしている
    ⑤基本平日の日勤で土日祝日は休み。比較的に規則正しい勤務
    ⑥残業が少なく、残業代はきちんと出る
・短所:①比較的に看護技術、知識の活用度が少ない
    ②患者と関わる時間が非常に短く、全人的な看護が難しい
    ③キャリアアップしづらい、転職も比較的しづらい
    ④比較的収入は少ない

ザーッとまとめましたが、私が病棟ではなく、手術室で働いているのは病棟看護師の長所である全人的看護が一番の理由と考えられます。

皮肉なことに看護師の仕事を選びながら、患者の全体像を見ながら看護するのが苦手。接するのはいいけれど、身体的側面以外は支援することが難しい。例えば、糖尿病患者の血糖値管理や、糖尿病による合併症に対する処置、フィジカルアセスメントはできるけれど、退院後の生活指導や社会資源に関する援助、行動変容に対する心理的援助が苦手だったり。

だから比較的にフィジカルアセスメントが多く求められ、尚且つ患者とのかかわりが短い手術室を選びました。そして満足して現在も働いています。けれども何か足りない気がします。

このままずっと手術室看護師でいいのかなぁ、、、、

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